お花のある暮らしって、やっぱり心がホッとしますよね。でも、生花はどうしても枯れてしまうのがちょっぴり寂しい…。そんな時に活躍してくれるのが「ドライフラワー」です。中でも、最近はドライフラワーをケースに入れて楽しむ方が増えているんですよ。
この記事では、ドライフラワーをケースに入れる理由やその魅力、保存のコツ、インテリアとしての活用法まで、まるごとご紹介していきます。お部屋に優しい彩りを添えたい方、ぜひ最後までお読みくださいね。
ドライフラワーをケースに入れる理由
ドライフラワーとは?基本知識とその魅力
ドライフラワーとは、生花を乾燥させて作られたお花のこと。水分を抜いているため、長期間色や形を保ちやすく、ナチュラルな風合いが人気です。ドライにすることで、どこか懐かしく優しい雰囲気が漂うのも魅力のひとつ。
最近ではナチュラルインテリアや韓国風インテリアに欠かせないアイテムとしても注目されていて、リースやガーランド、ガラスドームなど、アレンジの幅もとっても広いんですよ。
ドライフラワーの保存容器選びのポイント
ドライフラワーは湿気や直射日光に弱いため、長持ちさせるためには「保存環境」がとっても大事。そこで活躍するのが「ケース」です。ケースに入れることで、ホコリや湿気から守ってくれるうえ、見た目もおしゃれに仕上がるんです。
保存容器を選ぶときは、次の3つのポイントを押さえると◎。
• 密閉性があること(湿気をシャットアウト)
• 素材に透明感があること(中の花がよく見える)
• 飾りやすいサイズ・形であること(インテリア性アップ)
ガラスケースやアクリルケース、小瓶やドーム型ケースなど、好みに合わせて選んでみてくださいね。
100均で揃える!おしゃれな保存容器
実は、ドライフラワーの保存にぴったりなケースは、100円ショップでも手に入るんです。最近の100均は本当に優秀で、以下のようなアイテムが人気です。
• ミニガラスボトル(コルク付きでアンティーク風)
• 樹脂製のディスプレイケース
• アクセサリーケース(仕切り付きで小花向き)
• フタ付きジャー(カントリー風インテリアにも◎)
手軽に試せるのがうれしいポイント。お気に入りのケースを見つけて、気軽にドライフラワーライフを始めてみてはいかがでしょうか。
ドライフラワーの永久保存方法とは
ドライフラワーは生花に比べて長持ちしますが、放っておくと色あせたり劣化してしまうことも。できるだけ美しさをキープしたい方は、以下の方法で「永久保存」に近づけてみましょう。
1. 乾燥剤(シリカゲル)と一緒に保管する
ケースの中に乾燥剤を少し入れておくと、湿気を防いでくれます。
2. UVカットのケースを使う
光による退色を防げます。紫外線対策、意外と重要なんです。
3. スプレー(フィキサチフやドライフラワー専用)でコーティングする
花びらの劣化を防いでくれるので、仕上げにひと吹きしておくと安心です。
ドライフラワーを長持ちさせるコツ
スプレーを活用したドライフラワーの保管法
市販されている「ドライフラワー専用スプレー」や「フィキサチフ(定着スプレー)」は、花の色褪せや形の崩れを防ぐのにとっても効果的です。
使い方は簡単。ドライフラワーを風通しのよい場所に置いて、全体に軽くスプレーするだけ。これで、ホコリや湿気、色あせのダメージを軽減できますよ。
香りを楽しみたい方は、アロマスプレーを少しだけふりかけるのもおすすめ。お部屋がふわっと癒しの空間になります。
湿度と直射日光が与える影響
ドライフラワーの大敵は、ずばり「湿気」と「直射日光」です。湿度が高いとカビが生えることもあるので、梅雨の季節などは特に注意が必要。また、日光に長く当たると、退色が早まってしまいます。
対策としては以下がおすすめです。
• 窓際やキッチン、浴室など湿気が多い場所は避ける
• カーテン越しの光程度にとどめ、直射日光は避ける
• 除湿剤や換気を心がける
これだけで、ドライフラワーの持ちがグッと良くなりますよ。
おしゃれなディスプレイ方法と収納方法
ドライフラワーはただ保存するだけでなく、「見せる収納」にすることでインテリアとしても楽しめます。ケースに入れて飾る場合、こんなディスプレイが人気です。
• 壁掛け用のガラスフレームに押し花を入れる
• 小瓶に詰めて棚に並べる
• アクリルキューブにミニブーケを収める
• ガラスドームで立体的に見せる
見た目も美しく、ちょっとした癒し空間が作れますよ。
シリカゲルを使った乾燥・保存法
自分でドライフラワーを作りたい方には、シリカゲルを使った乾燥法がおすすめ。シリカゲルは、電子レンジで再利用できるタイプもあり、経済的です。
やり方は簡単。シリカゲルの中に花を埋めて、密閉容器に入れるだけ。数日?1週間ほどで、色鮮やかなドライフラワーが完成します。できたらケースに入れて保存すれば、美しい状態が長持ちしますよ。
ドライフラワーの種類と用途
バラやブーケなど人気のドライフラワー
ドライフラワーにすると特に映えるのが、バラ・カスミソウ・ラベンダー・ユーカリなど。香りもよく、華やかさもあるので、ケースに入れて飾るだけで雰囲気がグッとアップします。
花束やブーケをそのままドライにしてケースに飾れば、大切な思い出をそのまま残すこともできて、特別なインテリアにもなりますね。
押し花やハンギングのおすすめアイデア
押し花にしたドライフラワーは、ガラスフレームに挟んで壁に飾るととってもおしゃれ。季節の花を使って、月ごとに変えてみるのも楽しいですよ。
ハンギングタイプのドライフラワーは、スワッグにしてドアや壁にかけたり、カフェ風のインテリアにぴったり。そこに小さなケースを組み合わせれば、立体感が出てより魅力的になります。
ドライフラワーを使ったハンドメイド作品
ドライフラワーはハンドメイド素材としても大人気。たとえば…
• ハーバリウム(専用オイルで花を閉じ込める)
• レジンアクセサリー(小さな花を封入)
• キャンドルや石けんへの封入
• 手作りフォトフレームやカード装飾
これらの作品は、プレゼントにもぴったりですし、ケースに入れて保管・展示することで長く楽しめます。
ドライフラワーの飾り方とインテリア提案
おしゃれなデザインのディスプレイケース
最近は、インテリア雑貨店などで見かけるようになった「ディスプレイケース」。中でも人気なのが以下のタイプです。
• 木製フレーム付きガラスケース
• 六角形のアクリルケース
• ミニ温室風ケース(テラリウム風)
• ドーム型ガラスケース(LEDライト付きも!)
ちょっとしたスペースにも飾れるので、玄関やトイレなどのワンポイントにもぴったりです。
部屋を彩るドライフラワーアレンジメント
ケースに入れたドライフラワーは、インテリアのアクセントとしても最適です。ナチュラルテイストのお部屋にはもちろん、モダンスタイルや北欧風にも合います。
たとえば…
• 白×グリーンでまとめて清涼感を
• カラフルな花でポップな印象に
• アンティーク風ケースでクラシカルに
部屋全体の雰囲気に合わせて選ぶと、統一感が出てとっても素敵に仕上がります。
プレゼントやギフトに適したドライフラワー
ドライフラワーは、ちょっとしたギフトにもぴったり。誕生日、記念日、引っ越し祝い、プチギフトなど、いろんな場面で喜ばれます。
ケースに入れてラッピングすることで、見た目も高級感が出ますし、持ち運びにも安心。メッセージカードを添えれば、より心のこもった贈り物になりますよ。
まとめ:ドライフラワーを楽しむ方法
ケース選びのポイントと環境への配慮
ドライフラワーを美しく保つためには、ケースの選び方がとても大切です。湿気や紫外線を避けられる密閉性と、見た目のおしゃれさ、飾りやすさ。これらを意識して選ぶことで、インテリアにもギフトにも大活躍してくれます。
また、プラスチックケースやガラスケースを再利用すれば、環境への優しさにもつながりますよ。
定期的な手入れと保管の重要性
どんなに気を付けていても、時間とともに劣化は避けられません。だからこそ、月に一度くらいはケースの中をチェックしたり、ホコリを軽く払ってあげたり、必要があればスプレーで補強してあげましょう。
手間をかけることで、ドライフラワーとの時間もより愛おしくなるはずです。
ドライフラワーをケースに入れるのは、ただの「保存」ではなく、「美しさを閉じ込める魔法」のようなものかもしれません。お気に入りのお花を、ずっとそばで楽しむために。あなたらしいスタイルで、ぜひドライフラワーライフを楽しんでくださいね。